
出産後の食事作りは誰に頼もう?



新生児を連れて買い物に行くのは無理…!
出産後、まだ家事を普段どおりできない時期は献立を考えたり、おかずを何品も作るのは大変ですよね。
上の子の都合やコロナなどで里帰りができない場合、ママはボロボロの身体を休めたくてもできないこともあるのではないでしょうか。
結論から言うと、産後の食事準備は食材宅配サービスを利用するとかなりラクになります。
産後に食材宅配サービスを使うメリット
「赤ちゃんを連れての外出は大変」、「重いものを持つのは体がしんどい」などの悩みを解決してくれる食材宅配サービスは、妊娠中から産後まで長期で生活をサポートしてくれるので入っておいて損はありませんよ。



食材宅配は産前に余裕をもって準備しておきましょう!
この記事では筆者の経験談のほか、産後の食事作りの問題点と解決方法を解説しているので参考にしてみて下さい。
産後の食事作りが負担だった筆者の経験談
無事に出産を終えられたという大前提はありますが、産後の食事作りは「やろうと思えばできてしまう家事」です。
実際に私も2人目の出産後、退院してすぐに食事作りを再開していました。



子どもをパパに見ててもらい、1週間分の買い物にも行ってたよ。
しかし、以下のような問題が起こりました。
- 産後の回復が遅れる
- 精神的な余裕がなくなる
- 料理が苦痛
ここでは、私自身の第二子出産時の経験談をお伝えしますね。
産後の回復が遅れる
第二子出産では里帰りをしなかったため家事は基本的に全て行っていましたが、その結果、産後の回復が遅かったと感じました。



ちなみにパパは育休が取れない職場です。
回復が遅いと感じた点
- 倦怠感が続き、やる気が出ない
- 寝付きが悪い
- 疲れやすい
悪露が出続けるなどはなく、産後の健診では経過は良好と言われていましたが、産後2年は体調が優れない日が多く、夫にも迷惑をかけてしまいました。
精神的な余裕がなくなる
毎日の食事を全て自分で作っていたことで、徐々に精神的な余裕がなくなりました。



それには理由が。
- 買い物は自分で行く
- おかずは全て手作り
- 3~4品は作る
- 子どもと大人の食事は別に作る
完璧主義だった私は夫に買い物を任せられず、おかずも手作り品を作らなくてはいけないと思い込んでいたので、自分で自分を追い詰めていました。



+子どものお世話で余裕はありませんでした。
料理が苦痛
私は管理栄養士の免許を持っており料理も好きでしたが、産後は料理が苦痛になってしまいました。



一番嫌だったのが献立を考えること。
献立ってメニューを決める以外にも考えることが意外と多いんですよね。
筆者の献立の考え方
- 栄養バランスは良いか
- 料理の彩りがキレイか
- 前日と同じ食材、調理方法を避ける
- 食費がかかりすぎないか
赤ちゃんのお世話で寝不足+産後の疲れが残っている状態だと頭も働かず、上記のような工程が必要な食事作りは本当に苦痛でした。



今なら絶対にミールキットや宅配弁当を頼ります。
産後の食事作りの問題点
産後の食事作りで一番の問題は「誰が作るか」です。
選択肢としては主に3つ。
産後の食事作りは誰がやる?
- 自分
- パパ
- その他の家族
パパは買い物や料理をほとんどしてないし、全面的に頼るのは不安…。
普段からパパも料理をしているのであれば、不安なく任せられますが、そうでない家庭も多いはず。
住んでいる場所が遠くて、実母や義母にも頼めない。
里帰りなどしなかったり、実家が遠方の場合は実母や義母にサポートしてもらえないですよね。
その結果、産後は体を休めたいにも関わらず、自分がメインで料理をするしかなくなります。
産後の食事作りは食材宅配を使って解決
産後の食事作りの悩みは食材宅配サービスを使うと解決に近づきます。
食材宅配が産後の食事作りに役立つ理由
自宅まで届けてくれて買い出し不要
食材宅配サービスはその名の通り、食材を自宅まで配達してくれます。
野菜や肉魚はもちろん、お米や調味料などの重いものも玄関先まで配達してくれるので、自分で運ぶのは冷蔵庫まで。
必要な食材を自分で注文すれば、買い物に慣れていないパパに任せることもなくなります。
スマホで注文でき、入院中でも必要なものを買えるよ。
不在でも安心な「留守置き」がある
食材宅配の配達時間は基本的に選べないうえ、日中に配達されることがほとんどです。
日中に配達されても困るなぁ。
食材を受け取るのが難しかったり、赤ちゃんが起きるのでチャイムを鳴らして欲しくない場合も大丈夫。
食材宅配には「留守置き」があり、受け取りに出れないときは専用の保冷ボックスで玄関先などに留め置いてくれます。
留守置きについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてみて下さい。
ミールキットでカンタン調理&献立いらず
ミールキットはカット済み食材と合わせ調味料がセットになっており、2〜3人前の主菜を15分程度で作ることができます。
15分でおかずができるので、なんとかキッチンに立つことができました。
献立に悩まなくてよい、主菜+副菜1〜2品が完成するミールキットは産後の食事準備にかなり役立ちます。
宅配弁当で調理負担ゼロ
調理自体できない、したくない!
宅配弁当なら調理も不要、食べ終わったあとは容器を捨てるだけで完結します。
調理自体できない、したくない場合はお弁当を活用するのも1つの手だよ。
パルシステムやコープでは夕食として宅配弁当を配達してくれるサービスもあり、食材宅配と合わせて利用することができます。
離乳食・幼児食も対応できる
上の子のご飯も用意しなきゃいけない…!
食材宅配サービスの(特に生協)は離乳食や幼児食にも力を入れています。
5ヶ月から食べられるペースト状の野菜やお粥を始め、3歳頃から食べられるポテトやおやきなどもあり、子どものご飯に使える食材の品揃えが豊富。
また、子どもが食べやすいミールキットもあるので、一時的に子どものご飯を作れなくても食材宅配でなんとかやり過ごすことができます。
食材宅配を利用するなら産前のお試しが吉
産後に食材宅配を利用しようと考えているなら、産前にお試しセットを注文して、自分にあった食材宅配サービスを予習しておきましょう。
お試しセットとは?
各食材宅配サービスで人気の商品を試すことができる商品の詰め合わせのこと。商品の味や品質を知ることができるので、食材宅配サービス利用前に申し込むのが吉。
産前にお試しした方が良い理由
- 各食材宅配サービスの違いが分かる
- 余裕があるのでゆっくり比較できる
- 入会から配達開始まで2週間ほど必要
お試ししたら入会しなくちゃいけない?
お試しした結果、自分の家庭には合わないなと感じたらその食材宅配に入会する必要はありません。
あくまでお試しなので、入会を強制されることもありません。
産後の食事作りを手っ取り早く解決するなら食材宅配の利用がベスト
出産後は自分が思うよりも体がダメージを受けており、普段ならできている食事作りも大きな負担になります。
食材宅配サービスを利用するメリットは以下の通り。
- 重いものも自宅まで配達
- 玄関を開けずに受け取れる
- ミールキットで調理時間を短縮
- 宅配弁当で調理負担ゼロ
- 離乳食、幼児食も充実
産後の食事作りをマジメにやりすぎて身体の回復が遅くなった筆者としては、プレママやママこそ食材宅配サービスを利用して欲しいと考えています。
出産直後は頻回授乳で寝不足が続くし、子どもが一人で動き出したら追いかけるのに体力を使う…!
子育てをスムーズにするためにはできるだけ早い体力回復が大事で、食材宅配サービス利用料は必要経費と考えても良いのではないでしょうか。