この記事で分かること
- 忙しいワーママが夕飯を作るタイミング
- 夕飯準備で起こりがちな悩みの解決方法
いつ夕飯を作っておけばラクなの?
効率よく夕飯を作るにはどうすればいいの?
こんな悩みを解決します。
疲れて家に帰ってきたあと、息つくヒマもなく食事の準備をするのは、体力的にも精神的にもしんどいですよね。
夕飯の作るタイミングによって夕食後の流れも変わるので、ご自身に最適なタイミングを見つけて食事準備の負担を減らしましょう。
夕飯を作るタイミング5パターン
- 夕飯の前
- 当日の朝
- 寝かしつけ前
- 寝かしつけ後
- 休日に作り置き
できたての料理を食べたいなら夕飯前に作るのがベストですが、慌ただしく準備しなくてはいけません。
今回の結論
休日に作り置き
食べる直前や寝かしつけ前後の調理は、どうしても時間が充分に取れません。
しかし、作り置きがあれば平日にバタバタすることなく夕飯の準備を完了できます。
とはいえ、メリット・デメリットの両面があるのは事実。
記事内では、夕飯準備の各タイミングのメリット・デメリットと夕飯準備で起きがちな悩みの解決方法も紹介するのでぜひお読みください。
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 生協利用歴2年
- 出産後、宅配食材に目覚める

ワーママが夕飯を準備するタイミング
夕飯を準備するタイミングは以下の4つに分けられます。
- 夕飯の前
- 当日の朝
- 寝かしつけ前
- 寝かしつけ後
- 休日に作り置き
夕食を作るタイミングはおおよそこんな感じですよね。
夕飯をいつ作るか:食べる直前
帰宅後に夕飯を作り始めるパターンのメリット・デメリットは以下の通りです。
帰宅後に夕飯を作るメリットは、なんと言っても「できたて」の美味しさが味わえるところです。
また、「今日は牛丼が食べたいな~。」と言ったパパや子どものリクエストにも臨機応変に対応できます。
一方で、時短するために「カット野菜」を使うなど、仕込みや調理に時間をかけない工夫が大切です。
帰宅後の夕飯作りのポイント
- カット野菜を使う
- 味付け済みの肉や魚を使う
- スライサーなど時短できる道具を使う
- 無洗米を利用し、朝タイマーをセットしておく
できるだけ帰宅後は、食材を「焼くだけ、煮るだけ」の状態にしておくと、調理の工程が少ないので時短になります。
「食材を選んだり切ったりする余裕もない…。」という方は、宅配食材を使うのもオススメ。
豊富な種類のカット野菜やミールキットがあるため、様々なメニューに対応できますし、作りたい料理の食材をそれぞれ買うよりもムダがなくコスパが良いです。
夕飯をいつ作るか:当日の朝
夕飯前にバタバタしないよう、当日の朝に作るパターンのメリット・デメリットです。
当日の朝にご飯を作るメリットは、できたての料理の味を保ちつつ、夕飯前の慌ただしさを解消できるところ。
デメリットは前日までに献立を考えて必要な食材を用意しておかないと調理ができません。
当日の朝の夕飯作りを成功させるポイント
- あらかじめ献立決めておく
- 冷凍食材は前の晩に解凍しておく
- スライサーなど時短できる道具を使う
- 朝ごはんも一緒にできる料理を入れる
せっかく早起きしたのに「材料がない!」なんてことがないように、献立を立てて必要なものをリストアップしておくと、時間の限られた朝の準備でもスムーズに進められます。
1週間分の献立を大まかにでも立てておけると、必要な食材もハッキリして「使いたいアレがなかった」事態になりにくいです。

また、野菜の下処理をするときにはスライサーを活用するとかなり時短になります。
スライサーで切った野菜は均一の大きさなので加熱時間が変わらず、料理の仕上がりにムラができないメリットもあります。
夕飯をいつ作るか:寝かしつけ前
前日の夜、子どもの寝かしつけ前に夕飯を作るパターンのメリットとデメリットです。
寝かしつけ前の夕飯準備は、パパに子どもの面倒を見てもらいながら料理ができるのでママが料理に集中できます。
一方、料理中の音が気になって子どもが寝付けなかったりする可能性がありますし、作る料理によっては寝る時間が遅くなってしまうデメリットがあります。
寝かしつけ前の夕飯準備を成功させるポイント
- 時間が経っても味の落ちにくい料理を選ぶ
- 冷凍野菜やカット野菜を活用する
- スライサーなど時短できる道具を使う
前日の調理は、メニューによっては味が落ちて子どもの家族の食いつきが悪くなるので、水分の出にくい食材を使ったり、マリネにするなどして味の落ちにくい調理法を選ぶのがポイント。
煮物は食材に完全に火が通る前に火を止め、翌日食べる直前の温めで火を通すとできたてに近い味を味わうことができます。
夕飯をいつ作るか:寝かしつけ後
夕飯を子どもを寝かしつけた後に作るパターンです。
※寝かしつけ前とほぼ同じメリット・デメリットなので、読み飛ばしても構いません。
メリットは子どもが寝ているので、料理に集中することができます。
料理も下ごしらえなどが一段落すれば、手が空くことも多いのでママの一人時間にもなります。
寝かしつけ後の夕飯準備を成功させるポイント
- 時間が経っても味の落ちにくい料理を選ぶ
- 冷凍野菜やカット野菜を活用する
- スライサーなど時短できる道具を使う
- 時間があるからと言ってダラダラ調理しない
「子どもは寝てるし、ゆっくりご飯作ればいいや。」と思ってダラダラと調理していると、自分の就寝が遅くなりがちなので、「何時に寝る」目標を決めるのがポイントです。
ただし、疲れがたまっていたりすると子どもと一緒に寝落ちしてしまい、翌日の夕飯が作れなかった!という事態も。
こんなときのために、温めればすぐに料理が完成する冷凍お惣菜かミールキットを買っておくと焦らずにすみます。
以下の記事でコープのミールキットのレビュー、ママの休食の冷凍お惣菜についてレビュー・解説しています。
夕飯をいつ作るか:休日に作り置き
最後は休日に作り置きをするパターンです。
休日に作り置きをするメリットは、時間に余裕があり何品も作れるところ。
食材の買い出しから作り置きまで一気にでき、平日では作りづらい手のこんだ料理を仕込む時間もあります。
少し多めに作れば休日のご飯としても併用できるので、メリットは多いでしょう。
ただし、せっかくの休みが料理をするだけで潰れてしまうデメリットもあります。
休日の作り置きを成功させるポイント
- 冷蔵庫、冷凍庫の空きスペースを作っておく
- 下味を付けた肉や魚のストックを作る
- 下処理した野菜のストックを作る
- 保存容器を用意しておく
休日には作り置きだけでなく、解凍して火を通すだけで1品完成する下味付きの肉や魚を冷凍しておくと、作り置きがなくなっても時短で調理できるので便利です。
まとめ:忙しいワーママが夕飯を作るなら「休日」!時間に余裕があってたくさんおかずが作れる
それぞれメリット・デメリットはありますが、「休日に作り置き」が一番メリットを感じられるパターンではないでしょうか。
理由は以下の通り。
- 時間に制限がない
- 献立を考える余裕がある
- 子どもの面倒を見ててもらえる
- 買い物から調理まで一気に進められる
休日にまとめて作っておけば、平日の忙しい帰宅後の準備も「チンするだけでいいんだ。」と心の余裕ができ、焦って子どもをお風呂に入れなくてもよくなります。
作り置きがなくなるなど、どうしても平日に調理する必要が出てくるのであれば、ミールキットや冷凍お惣菜などを活用する手もあります。
自分のライフスタイルに合った「夕飯準備のタイミング」を把握して、毎日の夕飯をできるだけ負担が少ない状態で乗り切っていきましょう。
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