- めんどうくさい離乳食のあるある
- 離乳食がラクになる方法は?
- 離乳食に必要なものを知りたい
こんな悩みに答えます。
離乳食は赤ちゃんにとって必要とはいえ、大人とは全く手順の異なる準備や片付けの手間が一人分余計に増えて、正直めんどうくさいなぁと感じてしまいますよね。
大変な思いをして準備をしたのに全く食べてくれなかったりしたら、さらにしんどさは増します。
離乳食がラクになるポイント
- 離乳食は手作りにこだわらず、市販品をフル活用
- 食べればOK!バランスは深く考えない
- 余裕のある時間にあげる
- 汚れてもいい服、イスを選ぶ
上記4つを抑えれば離乳食の「めんどうくさい」が解消されます。
離乳食がめんどうくさくて、なかなか始められない人はぜひこの記事を参考にしてみて下さい。
離乳食をめんどくさいと感じてしまう理由6つ
離乳食をめんどうくさいと感じる理由は以下の6つ。
- 野菜ペーストを作るのが面倒
- 食材の組み合わせを考えるのが面倒
- 食べる量を計るのが面倒
- 毎日同じ時間にあげるのが面倒
- 調理器具などの消毒が面倒
- ベタベタに汚れた服やテーブル、床を掃除するのが面倒
- せっかく作ったのに食べてくれないのがマジで面倒
野菜ペーストを作るのが面倒
離乳食を始めたばかりは野菜やご飯を裏ごしし、ペースト状にしますが、これがかなり面倒!
柔らかく煮た野菜を1種類ずつペーストにするにはすり鉢やブレンダーが必要で、調理器具も新たに購入しなくてはいけません。

ペースト状にするのはスプーンだと厳しい…。
少量の野菜を1つずつペーストにする作業だけで、「あぁもう離乳食めんどうくさい!」となってしまいます。
⇒野菜ペースト作りの解決方法を読む
食材の組み合わせを考えるのが面倒
赤ちゃんの体を作るのに大切な離乳食ですが、毎日バランスや彩りを考えて食材を組み合わせるのは、めんどうくさくなりますよね。
毎日違う野菜にした方がいいのかな?とか淡色野菜や緑黄色野菜を組み合わせる?とか豆腐としらすどっちがいい?などと考え出すとキリがありません。
深く悩んでしまうと離乳食がめんどうくさくなる原因になります。
⇒食材組み合わせの解決方法をよむ
食べる量を計るのが面倒
離乳食本を読むと、食べる量が食材ごとに”g”で記載されていることが多く、その時点で一気にめんどうくさくなりますよね。



いちいち計ってられない…!
食べすぎ、食べなさすぎが気になる赤ちゃんですが、毎回の食材計量を義務にしてしまうと離乳食がかなりめんどうくさくなってしないます。
⇒計量の解決方法を読む
毎日同じ時間にあげるのが面倒
「赤ちゃんの食習慣を規則正しく」するために「離乳食は決まった時間にあげるようにしましょう」という文言を離乳食本や離乳食指導で聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
大切なのは分かりますが、これも離乳食をめんどうくさくするんですよね。
例えば、病院の健診や予防接種、お出かけなどでいつもの時間に離乳食をあげられないことなんて多々あります。
毎日同じ時間に離乳食をキチっとあげようとすると、一気にハードルが上がりめんどうくさく感じてしまいます。
⇒食事時間の解決方法を読む
調理器具などの消毒が面倒
抵抗力の低い赤ちゃんの口に入る赤ちゃんの食器や調理器具を毎回消毒するのかと思うと、途端にめんどうくさくなります。
結論から言うと、離乳食食器は毎回消毒をする必要はありません。
調理器具もしっかりと洗剤で洗い、ゆすいでいればOK。
ただし、加熱後の食材を刻んだりする前や生肉や生魚を切ったあとは洗剤で洗ったあと、熱湯消毒やアルコール消毒をした方が良いでしょう。
ベタベタに汚れた服やテーブル、床を掃除するのが面倒
赤ちゃんは上手く食べられないので、お粥を口からダラダラ垂らしたり、おもちゃのようにスプーンを振り回したり、離乳食でベタベタになった手で頭やイスなどを触ったりして後片付けが大変。
ペーストのご飯は拭いても、どことなくベタつきが残っているような気がするし、汚れによごれたエプロンや服をそのまま洗濯機に入れるのも気が引けるので、下洗いが必要ですよね。
ヘタをすると、赤ちゃんを入浴させる→着替え→ママも入浴→着替え→床、壁、イスなどの掃除と大掃除並みの掃除が必要になることも。
これが毎日続くと、「も〜めんどうくさい!!」となってしまいます。
⇒掃除の手間を減らす解決方法を読む
せっかく作ったのに食べてくれないのがマジで面倒
一番しんどいのが「せっかく作ったのに全然食べてくれない」状況です。
食材もムダ、作った労力もムダ、栄養とれないのが心配、このまま全然食形態がペーストのままだったら…と心配や不安がどこからともなく押し寄せてきます。
色々な感情が重なってめんどうくさい!!とイライラしてしまう方が多いのではないでしょうか。
⇒せっかく作ったものを食べてくれない悩みの解消方法を読む
離乳食がめんどうくさいときの対処法
離乳食がめんどうくさいときの対処法6つを紹介します。
- 裏ごしはしない!市販の離乳食を使う
- 同じメニューが続いてもOKとする
- 離乳食本やインスタは参考にしない
- 食べた量を計らない
- 「せっかく作った」をなくす
- 洗いやすい&掃除しやすい装備にする
裏ごしはしない!市販の離乳食を使う
食材を自分でペーストにしなくても、現在は色々なペースト食が売られています。
- コープデリ
- パルシステム
- オイシックス
- カインデスト
- キューピー
- 和光堂
コープデリ


離乳食の初期から幼児食まで対応しているコープデリは筆者イチオシ。
離乳食スターターセットはお粥・野菜ペーストがセットになっているうえ、カンタンな離乳食の進め方ガイドまであるので、深いことを考えなくてOK。
離乳食だけでなく食材やミールキット、オムツなども買えるので、買い物の手間も減らしたい人におすすめです。



離乳食はコープに任せておけばOK!現在も使っています。
パルシステム
パルシステムもコープと同じように離乳食には力を入れています。
コープデリとの違いはほとんどありませんが、より食材の品質にこだわりたい人向け。
パルシステムが厳選した産直素材が離乳食になっているので、赤ちゃんの口にするものにこだわりたい方におすすめです。



パルシステムはオムツ、粉ミルクも買えます。
オイシックス
離乳食初期から完了までを完全にサポートしてくれるオイシックスの離乳食。
食材はこだわりが強く、オイシックスの厳しい品質基準で選ばれた国産野菜中心に作られています。
定期コースに登録すると、週替りメニューの離乳食を届けてくれるので自分で組み合わせを考えなくてすみます。



定期コースは毎週割引がきき、オトクな価格で離乳食を購入できます。もちろん、都度購入も可能。
オムツや粉ミルクは買えないので、オイシックスのミールキットや食材を楽しみたい、ついでに離乳食も買いたい人向けです。
カインデスト
離乳食専門のカインデストなら、食材・調理法・安全性にこだわりぬいた離乳食を赤ちゃんに食べさせてあげることができます。
小児科医や管理栄養士が監修しているうえ、使われる食材の作り手である農家さんの顔も見えているので安心感が違います。



顔出ししているってことは品質に自信があるってことだよね。
通常は1食約630円(送料別)とやや割高ですが、定期便を利用している方は、離乳食相談や一部地域ではあるものの夜間往診などのサービスを受けることもできます。
離乳食の進め方や食べさせ方から、子供の体調不良まで離乳食初期から完了までをサポートしてくれるカインデストはママパパの強い味方なのではないでしょうか。
キューピー


瓶づめの離乳食が特徴のキューピー離乳食は西松屋やアカチャンホンポでも購入できるので手軽ですよね。
野菜だけでなく果物系の離乳食も充実していたりと、赤ちゃんが食べたくなるような食材の組み合わせについつい手が伸びてしまいます。



うちの子どもたちもキューピーの「北海道産コーン」が好きでよく食べていました。
瓶づめはレトルトタイプより食べさせやすいので、備蓄食としても向いています。
和光堂
手頃な価格で使いやすい離乳食を選ぶなら和光堂のグーグーキッチンシリーズ。
離乳食中期からしか販売されていませんが、バラエティは豊富でお出かけ先でも栄養バランスよく食事ができるランチボックスが多くのママから支持されています。



我が家もお世話になっていました!
同じメニューが続いてもOKとする
主食、野菜、たんぱく質がそろっていれば同じメニューが続いても問題ありません。
子どものうちから多様な味に触れさせたい、触れさせなきゃと深く考えてしまうとめんどうくさくなりますよね。
色々考えすぎて嫌になるなら、基本的に同じメニューを出しておいて、ママの気分や子どもが何日も続けて食べなかった場合に変更してみても良いのではないでしょうか。
離乳食本やインスタは参考にしない
離乳食本やインスタを見ると、食器から盛り付けから全てがキレイに仕上がっています。
同じように食器や盛り付けにこだわりたくなりますが、自宅はレストランではないですよね。



筆者も挑戦しましたが…正直、毎日は続けられませんでした。
赤ちゃんがご飯を食べてくれればOK、ママが続けられればOKなので、離乳食がめんどうな人は本やインスタを参考にしすぎないでゆるく離乳食を進めていきましょう。
食べた量を計らない
何g食べたかなんて計らなくていいです。
食事のたびに計りを出して、風袋を引いて、食べた量を計るなんてめんどうくさくなるのが当たり前。
子どもの気分や体調によっても食べる量は変わるので、そのたびに○gしか食べてない…と落ち込んだり不安になるタネを増やしても仕方ないです。
食べる量があまりにも少なくて栄養がとれていないか心配になる気持ちはとても良くわかりますが、食事は個人差が大きいので、成長曲線を外れていなければとりあえずは問題ないと考えて良いでしょう。
洗いやすい&掃除しやすい装備にする
洗いやすい&掃除しやすい装備にすることで、離乳食のめんどうくささを軽減できます。
離乳食の準備&片付けをラクにするアイテム
- ワセリン
- マスカーテープ
- 袖まで覆えるエプロン
- ママのエプロン
- 丸ごと洗えるベビーチェア
- ワンプレートタイプの食器
「せっかく作った」をなくす
「せっかく作った」のに食べてくれないと、何もかもめんどうくさくなってしまうので、できるだけ手間をかけないこともポイント。
「あんなに手間をかけたのに…!」とか「よく分からない中、栄養バランスを考えてるのに…!」とか離乳食に対する想いが強ければ強いほど、食べてくれなかったときのガッカリ感は強くなります。
離乳食に対する想いを強くしないためには、前述したように、市販の離乳食を活用するのがおすすめです。
また、せっかく高い離乳食を買ったのに…!と悔しい思いをしやすいタイプの人は和光堂やコープデリなど低価格の離乳食を常用すると良いでしょう。
めんどくさい離乳食でよくあるQ&A
めんどうくさい離乳食でよくあるQ&Aをまとめました。
ブレンダーはいる?
あると便利ですが、離乳食にしか使う予定がないならわざわざ買わなくてOK。
市販のペースト食材を使いましょう。
おかゆクッカーはいる?
炊飯器でもお粥は炊けます。
月齢が進むごとに食べる量も増えていくので、炊飯器で炊いて冷凍しておくのが経済的。
すり鉢はいる?
不要です!
すり鉢でつぶすやり方は労力がハンパないのでおすすめできません。
冷凍用の保存容器はいる?
多少でも手作り離乳食を作るならあった方が便利です。
シリコンタイプなら冷凍キューブ状でも容器から取り出しやすいので、作業のストレスが減ります。


市販のベビーフードは買いだめするべき?
個人的に買いだめをするとしても5〜7日分までで、使い切ったらまた新たに補充する方法が良いと考えています。
なぜなら、赤ちゃんは今まで食べていた離乳食なのに、突然食べなくなるなど予測ができないから。
また、防災用として離乳食を備えるなら普段使いのものと合わせてローリングストックしておくのがベストです。
離乳食って毎回同じ献立じゃダメ?
同じ献立でも良いです。
とはいえ、赤ちゃんが食べられるものを増やしていくことも離乳食では大事なポイントなので基本メニューを決め、ママや赤ちゃんの調子を見ながら新しい食材を追加していくと良いです。
凝ったメニューは考える必要はなく、食材を追加する程度で問題ありません。
離乳食がめんどうくさいまとめ
離乳食は、様々な要因が重なってめんどうくさく感じがちです。
完璧にやろう、子どもに最善を尽くそうと頑張るのは素晴らしいことですが、食事は1日3回365日続くこと。
ママパパが負担にならないよう、今回紹介したヒントをもとに、自分がやりやすい方法で離乳食を進めていってくださいね。