赤ちゃんとの旅行で気を使うのが哺乳びんの消毒。
荷物の量や洗える場所も限られているので、ひと工夫が必要です。




こんな悩みを解決します。
この記事では、旅行先で困りがち哺乳びんの消毒方法とあると便利なアイテムについて紹介しています。
この記事でわかること
- 旅行先でもできる消毒方法
- 消毒不要の使い捨て哺乳びん
- 旅行中の調乳、哺乳びん消毒に役立つアイテム
旅行中にできる哺乳びんの消毒方法は?
旅行中にできる哺乳びんの消毒方法は主に3つ。
- 薬剤消毒
- 熱湯消毒
- 電子レンジ消毒
薬剤で消毒する方法
さっそく消毒方法を説明します。
消毒方法
百均で買ったLサイズ(277mm×266mm)のジップロックに240mlの哺乳びん2本、乳首2つ、キャップ2つが余裕で入りました。
2Lの水とミルクポンを入れます。
1時間以上おいておくだけ
薬剤で消毒する方法は水と薬剤さえあれば消毒ができ、その効果も折り紙つき。
ただし、デメリットもあるのでメリットと併せてまとめます。
まずはメリットから。
メリット
- ジップロックで消毒でき、荷物がかさばらない
- おしゃぶりやおもちゃも一緒に消毒できる
ジップロックと薬剤を持ち歩くだけなら荷物にならず、消毒することができます。
消毒後の哺乳びんはすぐに使えるし、作った薬液は24時間使い回すことが可能。
おしゃぶりや歯固めなどのおもちゃも一緒に消毒できるので、赤ちゃんグッズをいつも衛生に保つことができます。



デメリット
- 1時間以上のつけ置きが必要
- 消毒後の塩素臭が気になる
- 漏れる恐れがある
薬剤の消毒で一番ネックなのが時間がかかること。
余裕を持って消毒を始めないと液体が入った袋を持ち歩くはめになることも…。
そして塩素臭が少ししますが、人体に影響はないので問題ありません。



熱湯で消毒する方法
客室に湯沸かしポットがあれば、哺乳びんに熱湯を入れて放置する方法で消毒ができます。
消毒方法
湯沸かしポットでお湯を沸かす
洗った哺乳びんに熱湯を入れる
冷めるまで放置
熱湯で消毒する方法のメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
- 湯沸かしポット1つあれば消毒できる
なんと言ってもお湯さえ沸かすことができれば消毒できるのは手軽で便利ですよね。
一方、デメリットはこちら。
デメリット
- 湯沸かしポットがないと消毒できない
- 煮沸消毒ではない
宿泊先に湯沸かしポットがあるか確認が必要なこと、煮沸をするわけではないことがデメリット。
私も熱湯消毒をしたことがありますが、どうしても他の消毒方法でできない場合にのみ行っていました。



電子レンジで消毒する方法
電子レンジがある旅館やホテルでできる消毒方法です。
消毒方法


電子レンジで放置しておけば消毒ができる、お手軽な方法です。
電子レンジ消毒のメリット・デメリットも紹介します。
メリット
- 3~5分の短時間で消毒できる
- 哺乳びんの保管ケースにもなる
約5分間で消毒が完了する早さは電子レンジ消毒のメリット。
また、専用ケースで保管もできるのでホコリや虫などを防ぐことができ衛生的です。
デメリットはこちら。
デメリット
- 荷物がかさばる
- 電子レンジがないとできない
- 電子レンジの大きさによっては入らない
一番の問題は荷物がかさばること。
赤ちゃんとの旅行はオムツやミルク、必要ならば離乳食など持っていくものがたくさんありますよね。
電子レンジ専用ケースを追加するとなると、荷物を減らしたいと考えていても難しくなってしまいます。
また、宿泊先にそもそも電子レンジがあるかどうか、電子レンジにケースが入るかなどを確認することが多くなるのも一手間ではないでしょうか。
旅行中の哺乳びん洗浄・消毒にあると便利なアイテム
哺乳びんを消毒する前にはしっかりと洗浄する必要がありますよね。
私が旅行中にあってよかったと感じたアイテムを4つ紹介します。
- タレビン
- 割り箸
- スポンジ
- キッチンペーパー
タレビン(醤油さし)
タレビン(お弁当についているような小さい醤油さし)は、旅行中に使うだけの洗剤を持ち運びでき、とても便利。
洗剤のボトルをわざわざ持っていくのは荷物が重くなるし、現実的ではないですよね。
4泊5日の旅行をしたときは3mlのタレビンを4~5個持っていき、十分な量でした。
哺乳びんを洗うための洗剤はタレビンで持ち歩くのがオススメです。
割り箸
こちらも哺乳びん洗浄に便利なアイテム。
割り箸の便利ポイントは2つ。
- 哺乳びんを奥までしっかり洗える
- 哺乳びんについた水滴を拭くことができる
割り箸があれば手の届かない哺乳びんの底までをしっかり、洗ったり拭いたりできて便利でした。
切ったスポンジ
切ったスポンジは割り箸と組みあわせて使います。
中心部を切ったスポンジに割り箸を差し込み、輪ゴムで縛った簡易哺乳びんブラシを作ることができます。
自宅では哺乳びんを洗うための専用のスポンジを使っていますが、旅行先に持っていくには少し邪魔ですよね。
手作りスポンジは旅先で組み立てればいいので、荷物のスキマに入れてもかさばらないし、いつでも捨てられるので旅先の哺乳びん洗浄のアイテムとして活躍しました。
キッチンペーパー
キッチンペーパーは、哺乳びんの水滴を拭くために用意しました。
ティッシュで拭いてもいいのですが、途中で破れてしまったり毛羽がついたりと衛生面が気になることもあり、水に強いキッチンペーパーを何枚か持っていきました。
哺乳びん以外にも、私は外でおやつを食べさせるときにキッチンペーパーを使い手で直接持たないように使ったりもしていました。



哺乳びんの洗浄と消毒は極力したくない!洗浄・消毒不要で哺乳びんを使う2つの方法
【ほぼ洗浄・消毒不要】の哺乳びん用インナーバッグを使う
消毒が必須と思いがちな哺乳びんですが、消毒をせずに使えるアイテムもあります。



それが「哺乳びん用インナーバッグ」



お手持ちの哺乳びんにインナーバッグをセット
①に粉ミルク&お湯を注ぐ
乳首とキャップを取り付けて、よく溶かす



授乳後にインナーバッグを取り替えるだけで再び哺乳びんが使えるので、哺乳びんを消毒する手間が省けます。
ただ、残念なことにインナーバッグを使うと調乳の手間が増えます。
- 哺乳びんのメモリでお湯が測れなくなるので、計量カップが必要
- ためた水でミルクを冷ませなくなるので、白湯が必要
インナーバッグを入れると哺乳びんのメモリが使えないので、お湯を別に計量しなくてはなりません。



また、インナーバッグを入れると熱伝導率が悪くなり、水につけてミルクを冷ますのにとても時間がかかってしまいます。
なので、先に少量のお湯でミルクを溶いてから白湯で割る必要があります。
そして【ほぼ洗浄・消毒不要】な理由の残念ポイントが、
乳首とキャップは洗浄・消毒しなくてはいけない
なところ。
乳首は赤ちゃんが直接吸う部分なので絶対に洗浄・消毒したいですよね。



とはいえ、哺乳びんを消毒するよりは乳首やキャップは小さく、省スペースなので消毒は手軽ですよね。
哺乳びん用インナーバッグのメリット
- 哺乳びんの消毒がいらない
哺乳びん用インナーバッグのデメリット
- 乳首、キャップは消毒が必要
- お湯を計量する必要がある
- ミルクを冷ますために白湯が必要
デメリットもありますが、旅行や災害時などに場所をとる哺乳びんの消毒をしなくて良いのは助かります。


【完全に洗浄・消毒不要】の使い捨て哺乳びんを使う
洗浄・消毒をする場所がない、できないときには使い捨ての哺乳びんを使うと便利です。
衛生的に保管された哺乳びんと乳首を組み立てるだけで、簡単に使うことができる使い捨て哺乳びんは旅先で活躍しました。
ただ、旅行中の哺乳びんを全て使い捨てにすると荷物が増えてしまいます。
私たち家族は使い捨て哺乳びんを、移動が長く、いつもの哺乳びんを洗えないときのつなぎとして使っていました。






チューボ使い捨て哺乳びんの口コミレビューは別記事で紹介しているので、そちらを参考にしてみてください。
まとめ:薬剤消毒なら荷物がかさばらず確実に消毒できる
旅行中に哺乳びんを消毒する方法とあると便利なアイテムを紹介しました。
消毒方法3つ
- 薬剤消毒
- 熱湯消毒
- 電子レンジ消毒
3種類ある消毒方法の中で、薬剤での消毒が荷物の大きさや消毒のやりやすさを考えると一番いいと思います。
とはいえ、旅行中の予定や移動時間などを考慮して自分たちにベストな消毒方法を選んでくださいね。
そして、便利なアイテム4つを紹介しました。
あると便利なアイテム4つ
- タレビン
- 割り箸
- スポンジ
- キッチンペーパー
ほとんどの家庭のキッチンにあるものだと思うので、わざわざ買い足す必要もありません。



赤ちゃんとの旅行は気を使う場面が多いですが、持ち物を工夫して快適な旅行にしてくださいね。
赤ちゃんを大人用のイスにも座らせられる、キャリフリーチェアベルトも旅行先で活躍するアイテムなのでこちらもよかったら参考にしてみてください。
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