- 子どもや赤ちゃんにおすすめの日焼け止めは?
- 子どもに日焼け止めが必要な理由は?
- 子ども用日焼け止めの選び方は?
- 子どもに日焼け止めを使うときの注意点は?
こんな悩みを解決します。
赤ちゃんの白く透きとおるような肌を守るために日焼け止めは必須ですが、商品数が多くどれを選べばいいのか悩みますよね。
子ども用の日焼け止めはSPFやPAの数値を考慮するのはもちろん、使い心地や容器の形も重要です。
毎日使うものなのでストレスフリーで使えるものがおすすめ。
そこで、様々な日焼け止めを試した筆者が厳選したノンケミカル(紫外線散乱剤)の子ども用日焼け止め13選を紹介します。
筆者のおすすめ日焼け止め3選
アノネベビー
トータルアウトドアUV
\ 外気の汚れも防いでくれる/
詳細を見る
SPF | 20 |
PA | ++ |
内容量 | 50g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
アノネベビーの日焼け止めはこっくりとしたクリームタイプでしっかりと肌に密着。
保湿成分も入っているので、日焼けをしながら乾燥を防ぐこともできます。
ユースキン
シソラ UVミルク
\ しその葉成分が肌にやさしい/
詳細を見る
SPF | 38 |
PA | +++ |
内容量 | 40g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
すぅーっと伸びるクリームタイプのユースキンシソラの日焼け止め。
今回紹介した中では特に伸びがよく子どもの肌へのまさつが少ないです。
キャップが本体と一体なので、落としたりする心配もなく外出先でも使いやすいのもポイント。
まも肌
ベビーUVエアリークリーム
\ 敏感肌用の日焼け止め/
詳細を見る
SPF | 25 |
PA | ++ |
内容量 | 50g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
塗ったことを感じさせないほど軽い感触の「まも肌ベビーUVエアリークリーム」。
肌の刺激になる物質をできるだけ取り除いた「ゼロ添加」で敏感肌の赤ちゃんでも安心して使えます。
SPFが強すぎると肌荒れしてしまうお子さんにおすすめです。
赤ちゃん・子どもに使える日焼け止め|おすすめ13選
赤ちゃん・子どもに使える日焼け止めを紹介します。
おすすめ13商品一覧
タイトル | アロベビー UV&アウトドアミスト | ママベビー UV&アウトドアスプレー | ファムズベビー エンジェルUVスプレー | アノネベビー トータルアウトドアUV | ベビーボーン 日焼け止め | ユースキン シソラUVミルク | アトピタ 保湿UVクリーム | まも肌 ベビーUVエアリークリーム | ビオレ UVキッズピュアミルク | ママベビー ノンケミカルUVミルク | ピジョン UVベビーミルク | 和光堂 ミルふわベビーUVケア | |
価格 | |||||||||||||
入手しやすさ | |||||||||||||
ポイント | 天然成分100% ディート不使用 | サンゴ礁に影響を与えない成分のみ使用 | 外気中の汚れ防ぐ 保湿成分配合 | 外気中の汚れ防ぐ 保湿成分配合 | UV吸収剤をパウダーで覆い肌に優しい | うるおい成分のしその葉エキス配合 | 食品成分80%配合 うるおい成分配合 | ||||||
SPF | 15 | 20 | 35 | 20 | 50+ | 38 | 29 | 29 | 25 | 50 | 30 | 35 | 21 |
PA | ++ | ++ | ++ | ++ | ++++ | +++ | ++ | +++ | ++ | +++ | +++ | +++ | ++ |
内容量 | 80ml | 80ml | 60g | 50g | 30g | 40g | 30g | 50g | 50g | 70ml | 50ml | 30g | 30g |
使用開始月齢 | 新生児から | 新生児から | 3ヶ月から | 新生児から | ※新生児から | ※新生児から | 新生児から | 6ヶ月頃から | 新生児から | 6ヶ月頃から | 新生児から | 新生児から | 0ヶ月から |
落とし方 | お湯 | お湯 | ボディソープ | お湯 | ボディソープ | ボディソープ | ボディソープ | ボディソープ | ボディソープ | ボディソープ | ボディソープ | ボディソープ | ボディソープ |
形状 | スプレー | スプレー | スプレー | クリーム | クリーム | クリーム | クリーム | クリーム | クリーム | ミルク | ミルク | ミルク | ミルク |
虫除け | |||||||||||||
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
スプレータイプの日焼け止め3つ
スプレータイプの日焼け止め3つを紹介します。
スプレータイプは、じっとしていてくれない子でもササッと塗りやすいのがメリット。
アロベビー UV&アウトドアミスト
SPF | 15 |
PA | ++ |
内容量 | 80ml |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 (ノンケミカル) |
落とし方 | お湯でOK |
無添加リストを見る
- 合成香料
- 合成着色料
- アルコール
- 合成ポリマー
- 鉱物油
- シリコン
- 石油系界面活性剤
- パラベン
アロベビー UV&アウトドアミストは天然由来成分100%で新生児から使える日焼け止め。
紫外線吸収剤は不使用でお湯で落とせるので、赤ちゃんの薄い肌にも負担をかけません。
日焼け止め特有の独特な香りはなく、虫よけ成分として使われているレモングラスやローズマリー精油が爽やかに香ります。
ママベビー UV&アウトドアスプレー
SPF | 20 |
PA | ++ |
内容量 | 80ml |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 (ノンケミカル) |
落とし方 | お湯でOK |
無添加リストを見る
- 紫外線吸収剤フリー
- ディート不使用
- 石油系界面活性剤フリー(SLES、SLS)
- GMO-free(遺伝子組み換え成分不使用)
- ノンシリコン
- ワセリンフリー
- 鉱物油フリー
- 合成着色料フリー
- 合成香料フリー
- 合成ポリマーフリー
- パラべン(防腐剤)フリー
- アルコールフリー
- Cruelty Free(動物実験をしていません)
ママベビーのUV&アウトドアスプレーは天然由来成分100%でノンケミカル、ディートフリーの虫除けができる日焼け止め。
紫外線を防ぐ成分である酸化チタンを植物成分でコーティングしており、日焼け止め特有のベタつきやきしみ、白浮きが最小限まで抑えられています。
虫除け成分のティーツリー葉油やアオモジ果実油などの精油が使われているので、スッキリ系の香りが好きな人にはおすすめです。
お湯でスッキリ落ちるので、肌への負担も少ないです。
ファムズベビー エンジェルUVスプレー
SPF | 35 |
PA | ++ |
内容量 | 60g |
使用可能年齢 | 3ヶ月から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 (ノンケミカル) |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 合成香料
- 着色料
- アルコール
- パラベン
- 紫外線吸収剤
エンジェルUVスプレーは紫外線をしっかりと防ぎながら、肌のダメージになる刺激物もガードしてくれる日焼け止め。
食物由来の美容成分が配合されており、肌にうるおいを与えてキメを整えます。
石けんをなじませればスッキリ落ちるので、赤ちゃんの肌に負担をかけません。
クリームタイプの日焼け止め6つ
クリームタイプの日焼け止め6つです。
- アノネベビー トータルアウトドアUV
- ベビーボーン Face&Body Sunscreen
- ユースキン シソラ UVミルク
- アトピタ 保湿UVクリーム
- キスミーマミー UVピュアクリーム
- まも肌 ベビーUVエアリークリーム
アノネベビー トータルアウトドアUV
SPF | 20 |
PA | ++ |
内容量 | 50g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 (ノンケミカル) |
落とし方 | お湯でOK ※落ちにくい場合はボディソープ |
無添加リストを見る
- 合成香料
- 合成着色料
- パラベン
- フェノキシエタノール
- ナノ原料
- 鉱物油
- 石油系界面活性剤
アノネベビーのトータルアウトドアUVは1本で紫外線・虫・乾燥・大気の汚れから赤ちゃんを守れる日焼け止めです。
使用感は今回紹介した日焼け止めの中で一番こっくりとしていおり、伸びはいまひとつ。
ややベタつきを感じるので湿度の高い真夏などには向いていませんが、晩夏や秋冬で日焼け止めを使いたいときは保湿もできるので使い勝手がよいです。
チューブタイプの容器は手のひらに乗るサイズなので、持ち運びにも便利です。
ベビーボーン Face&Body Sunscreen
SPF | 50+ |
PA | ++++ |
内容量 | 30g |
使用可能年齢 | 新生児から ※パッチテスト必須 |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 (ノンケミカル) |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 着色料
- 合成香料
- アルコール
- パラベン
- シリコン
- 動物由来香料
ベビーボーンFace&Body SunscreenはSPF50+・PA++++と今回紹介した日焼け止めの中ではダントツで数値が高いので、海や山のレジャー向き。
乳液のようなトロトロしたテクスチャなので伸びがよく、きしみやベタつきはありません。
ただし、日焼け止めを落としにくいのが難点で、ボディソープなどでしっかりと洗浄する必要があります。
ユースキン シソラ UVミルク
SPF | 38 |
PA | +++ |
内容量 | 40g |
使用可能年齢 | 新生児から ※パッチテスト必須 |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 無香料
- 無着色
- アルコール
ユースキン シソラUVミルクはSPF38・PA+++と今回紹介した中では数値が2番目に高く、お外遊びにおすすめの日焼け止めです。
スーっと伸びの良いテクスチャのクリームで、日焼け止め特有のきしみは感じられません。
しその葉成分で肌がしっとりした感じがあるよ。
汗や水に強いのに入浴時にボディソープで洗えばスッキリと落ちるので、肌に負担をかけません。
チューブタイプの小さい容器なので、持ち運びにも便利です。
アトピタ 保湿UVクリーム
SPF | 50 |
PA | ++++ |
内容量 | 30g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 無香料
- 無着色
- 無鉱物油
- パラベン
- アルコール
アトピタ 保湿UVクリームはノンケミカルなうえ、精油など、敏感肌の方には刺激になる成分がほとんど含まれていないので肌に優しく赤ちゃんにも安心して使えます。
さらにアレルギーテスト済みだよ。
使用感はとろみのあるテクスチャで、ややベタつきを感じるものの、きしみが少なく伸びが良いのが特徴です。
落ちもよく、石けんでなじませてお湯で流せば肌に残りません。
アトピタ日焼け止めは緩めの液状ですが、チューブタイプの容器は出し口がかなり細いため垂れてくることはありません。
キスミーマミー UVピュアクリーム
SPF | 29 |
PA | +++ |
内容量 | 50g |
使用可能年齢 | 6ヶ月から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 着色
- 香料
- 防腐剤
- 鉱物油
- アルコール
キスミーマミー UVピュアクリームは食品成分にこだわって作られたノンケミカル処方の日焼け止め。
SPF29・PA+++で普段に使うには必要十分な数値です。
伸びが良く肌なじみのよいテクスチャはつけた後のベタつきが気になりません。
石けんでスッキリ落ちるので、ストレスなく使用することができます。
まも肌 ベビーUVエアリークリーム
SPF | 25 |
PA | ++ |
内容量 | 50g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 防腐剤
- 石油系界面活性剤
- キレート剤
- pH調整剤
- 着色料
- 香料(精油含む)
- アルコール
- 食物アレルギー成分
まも肌 ベビーUVエアリークリームはSPF25・PA++で普段使いしやすい日焼け止めで、クリーム状なのにつけ心地は軽く、塗っていることを忘れてしまうほど。
紫外線吸収剤フリーなのはもちろん、保湿成分で保水×防御の『おまもり肌』をつくり外部刺激から赤ちゃんの敏感な肌を守ります。
石けんでカンタンに落ちるので、こすらず落とせて赤ちゃんの肌を傷めません。
ミルクタイプの日焼け止め4つ
ミルクタイプの日焼け止めは4つです。
ビオレ UVキッズピュアミルク
SPF | 50+ |
PA | +++ |
内容量 | 70ml |
使用可能年齢 | 6ヶ月頃から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- アルコール
- パラベン
- 無香料
- 無着色
「ビオレUV キッズ ピュアミルク」はSPF50+・PA+++と数値が高いのに紫外線吸収剤フリーで赤ちゃんの肌にも使える日焼け止め。
肌に塗るとややきしみを感じるものの、ベタつきは少なくスーッと肌に伸びていきます。
ウォータープルーフなので、落とすときは泡立てたボディソープでややしっかりめに洗浄する必要があります。
ママベビー ノンケミカルUVミルク
SPF | 30 |
PA | +++ |
内容量 | 40g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 石油系界面活性剤
- シリコン
- ワセリン
- 鉱物油
- 着色料
- 香料
- ポリマー
- パラベン(防腐剤)
- アルコール
- Cruelty Free(動物実験は行っていません)
ママベビー ノンケミカルUVミルクは、ママベビー UV&アウトドアスプレーのタイプ違いです。
海洋生態系の保護を考慮し、サンゴ礁などに影響を与える化学物質は一切使用していないため、規制の厳しいハワイなどに持っていっても安心。
伸びがよく塗りやすいテクスチャで、きしみや白浮きもほとんどありません。
落とすときはボディソープを軽くなじませ、お湯でゆすげばOKです。
ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ
SPF | 35 |
PA | +++ |
内容量 | 30g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 着色料
- バラベン
- アルコール
- 香料
ピジョンのUVベビーミルクウォータープルーフは新生児からから使える日焼け止め。
ピジョンの子ども用日焼け止めにはSPF50・PA++++のものもあり、こちらも新生児から使用できます。
伸びやすくきしみはあまり感じられませんが、ベタつきが少し感じられました。容器はかなり小さいので、カバンに入れてもかさばりません。
ウォータープルーフのためお湯だけでは落ちませんが、ボディソープとしっかりとなじませればスッキリ落ちました。
和光堂 ミルふわ ベビーUVケア
SPF | 35 |
PA | +++ |
内容量 | 30g |
使用可能年齢 | 新生児から |
日焼け止め成分 | 紫外線散乱剤 |
落とし方 | ボディソープ |
無添加リストを見る
- 着色料
ミルふわ ベビーUVケアは肌への刺激になる成分がほとんど含まれていないうえ、セラミドやヒアルロン酸などが配合されているので、保湿をしながら子どもの肌を優しく守ります。
クリームのはゆるめのテクスチャで伸びがよく、塗ってもきしみやベタつきはほとんど気になりません。
また、石けんをなじませてぬるま湯で流すだけで、スッキリと落とせます。
肌の弱い子どもには日焼け止めは必須
赤ちゃん・子どもは皮膚が弱く敏感なので、日焼け止めは必須と言えます。
特に、生まれたての赤ちゃんの皮膚は大人の約1/2の薄さしかなく紫外線の影響を受けやすいので、すぐに赤くなったり、むけたりしてしまいます。
また、子どもの頃に浴びた紫外線が原因でシミやシワ、肌荒れを起こしてしまうことがあるので、子どものまっさらで陶器のような肌を守るためには日焼け止めは必須です。
子ども用とおとな用日焼け止めの違い
子ども用とおとな用日焼け止めの違いは以下の3つです。
紫外線防止剤が違う
子ども用とおとな用では日焼け止め成分に違いがあります。
おとな用には紫外線吸収剤が、子ども用には紫外線散乱剤が主に使用されています。
子ども用に使われている紫外線散乱剤は化学合成物質を使用していないので、「ノンケミカル」とも言われています。
内容量や持ち運びやすさが違う
子ども用の日焼け止めは内容量が少なくパッケージが小さいものが多いです。
毎日使うものなので、内容量が少ないとすぐになくなってしまう悩みはあるものの、ポーチ内に余裕でおさまるサイズなので持ち運びに苦労はしません。
汗っかきな子どもは日焼け止めをこまめに塗りなおすので、持ち運びしやすいのはありがたいですよね。
虫除け機能が違う
子ども用の日焼け止めは虫除け成分が一緒に入っているものもあります。
動き回る子どもに日焼け止めを塗って、さらに虫除けを塗るのは大変ですよね。
日焼け止めと虫除けを同時にできればママの手間も一度ですむので、木や草の多い公園などに出かけるときには虫除け成分が含まれた日焼け止めがおすすめです。
子ども用日焼け止めのえらび方
子ども用日焼け止めのえらび方にはいくつかポイントがあるので解説します。
使用可能な月齢
子ども用の日焼け止めとひとくくりに言っても、使われている成分などに違いがあるのでお子さんの月齢に合ったものを選びましょう。
新生児から使える日焼け止めもありますが、基本的に新生児を連れて外出することはないので日焼け止めも必要ありません。
とはいえ、家の中にも窓ガラスを通して紫外線は降りそそぐので気になる方・赤ちゃんが紫外線に敏感な場合は使用した方が良いです。
また、1ヶ月健診を過ぎるとお出かけの機会が増えていくと思うので、「お散歩をたくさんしたい!」「兄姉の送り迎えなどがある!」という場合は新生児から使える日焼け止めを1本でも用意しておくと安心です。
SPFとPA値
日焼け止めには必ず「SPF」と「PA」が表示されているのは、ほとんどの方がご存知だと思いますが、どんな効果があるのかをおさらいしておきましょう。
SPFとPA
SPF | 肌が赤くなる原因である紫外線B波を防ぐ | シミ、そばかすの原因 |
PA | 肌が黒くなる原因である紫外線A波を防ぐ | シワ、たるみの原因 |
日焼け止めに表示されているSPFとPA値ですが、普段使いでもとりあえず高い数値のものを選んでおけば良いと考えている人もいるのではないでしょうか。
ちょっと待って!
紫外線防止効果の高い日焼け止めを普段から使うのはおすすめしません。
なぜなら、肌トラブルを引き起こす原因になるからです。
赤ちゃん向け日焼け止めはノンケミカルとはいえ、成分量が多くなれば肌への負担は増えるよ。
屋外で過ごす時間や紫外線の強さによって日焼け止めを使い分けることで、肌に負担をかけずに紫外線予防をすることができます。
活動レベル | SPF | PA |
---|---|---|
~20分程度の散歩 近所の買い物 | ~35 | +~++ |
長時間の屋外での活動 遊園地や海、山のレジャー | 35~50+ | ++~++++ |
成分の安全性
子どもの肌に塗る日焼け止めは成分も注目したいですよね。
肌の弱い赤ちゃんや子どもには、できるだけ刺激の少ない成分の日焼け止めを選んであげましょう。
成分をみるときのポイント
- 無添加表示
- 口に入っても問題ない成分を使用
- 事前にパッチテストをする
無添加表示
子ども用の日焼け止めは画像のように無添加表示されているものが多いです。
商品によって無添加になっている成分の数は変わりますが、香料や着色料、アルコールなど肌の刺激になる成分が極力使用されていないものだと赤ちゃんにも使いやすいです。
口に入っても問題ない成分を使用
赤ちゃんは日焼け止めを塗った手などを舐めてしまうので、口に入っても問題ない成分を使用しているものを選んでおくと安心です。
避けたい成分
- 紫外線吸収剤
- 合成界面活性剤
- アルコール
- 防腐剤
化学物質で人体に影響がある可能性があるので、赤ちゃんには上記の成分が含まれている日焼け止めは避けたほうが無難です。
事前にパッチテストをする
商品によっては企業側がパッチテストをしている場合もありますが、人によって体質が違うので心配な方はパッチテストをした方が安心です。
肌への負担
子どもに使う日焼け止めで一番気になるのが肌への負担。
子どもや赤ちゃんは大人に比べると皮膚が薄く、少しの刺激でもすぐに赤くなったり湿疹が出たりします。
紫外線はもちろん、日焼け止めに含まれている成分が肌の負担になってしまうので、子どもに使用する場合は必ずベビー用の日焼け止めを選びましょう。
選ぶときのポイントは以下のとおり。
アトピーなどの肌トラブルを抱えている場合は肌の状態悪化を防ぐため、事前に皮膚科医に相談して使用することをおすすめします。
使用推奨年齢
ひとくちにベビー用と言っても、商品によって使用推奨年齢が違うので、購入前に確認して年齢に合う商品を選ぶようにしましょう。
⇛子ども用日焼け止め一覧表で使用推奨年齢を確認する
塗りやすさ
子どもや赤ちゃんは日焼け止めを嫌がることが多いので、サッと塗れるよう伸びが良かったり、スプレータイプのものが多いです。
小さい子どもの場合、スプレータイプを使用すると目や口に入る危険性があります。直接スプレーするのではなく、親の手に一度とってから塗ってあげると安全です。
伸びが良いものは塗りやすい点がメリットですが、服で擦れると落ちてしまいやすいので、長時間のお外遊びなどには向いていません。
一方、伸びが悪いものは肌にしっかりと密着するのでしっかりと日焼けを防いでくれます。
目的に合わせて日焼け止めの質感を選ぶと良いですよ。
子どもによって塗り心地には好みがあるので、いくつか試してみてお気に入りのものを探しましょう。
落としやすさ
子ども用の日焼け止めは「お湯や石けんでカンタンに落とせる」とうたわれているものの、実際に使ってみると意外と落ちにくいものも。
せっかく子ども用の肌に負担が少ない日焼け止めを選んだにも関わらず、石けんでゴシゴシ洗う必要があっては意味がないですよね。
クレンジングが必要なほど強い日焼け止めは珍しいですが、実際に使用した人の口コミを合わせて確認してください。
「泡でなでるだけで落とせる日焼け止め」なのかも要チェックだね。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めは防水性から落としにくいものが多いので、日常的に使うならウォータープルーフは避けた方が良いでしょう。
入手方法
毎日使う日焼け止めは手に入りやすさも重要ですよね。
Amazonなら今回紹介している日焼け止めのほとんどを購入することができます。
西松屋やドラッグストアで購入するならアトピタやビオレUVがおすすめです。
子ども用日焼け止めを使うときの注意点
子ども用日焼け止めを使うときの注意点を解説します。
適量を正しく塗る
日焼け止めの効果をしっかりと得るためには適量を正しく塗る必要があります。
日焼け止めは薄く塗りすぎると効果が低くなるので、パッケージに記載されている使用量をしっかりと塗りましょう。
目安量は以下のとおりです。(※顔に塗る場合)
目安量
クリームタイプ | パール1粒分くらい |
液体タイプ | 1円玉2枚分くらい |
液体タイプは一度に目安量を塗らず、2回に分けて塗るとムラなくキレイに塗ることができます。
顔に塗る前に体に塗る
初めて使う日焼け止めは体質に合うかどうかは分からないのでいきなり顔に塗らず、先に体に少しずつ塗って様子を見ると良いでしょう。
パッチテストをして、赤みや湿疹など肌に異常が出ないことを確認してから塗ると安心です。
こまめに塗り直す
日焼け止めをこまめに塗り直すことも日焼け予防には大切です。
1日中効果が続くわけではなく、時間の経過とともに日焼け止めの効果が弱くなるので、2~3時間おきの塗り直しがポイント。
また、汗でも日焼け止めは流れてしまうので、こまめに塗り重ねて紫外線を予防しましょう。
お湯や石けんで丁寧に洗い落とす
日焼け止めはお湯や石けんで丁寧に洗い流しましょう。
成分が肌に残ったままだと、肌トラブルの原因になります。
子どもの肌は弱いので、きちんと落としてあげましょう。
赤ちゃんの顔に泡をつけて洗うのは緊張しますが、顔に塗った日焼け止めをしっかりと落とす必要があるので、恐れずに洗ってあげましょう。
保湿をする
日焼け止めを塗って洗浄したあとは、肌が乾燥しやすいのでしっかりと保湿をしてあげましょう。
日焼け止めに保湿成分が入っているものもありますが、洗い落としたあとさらに保湿をしてあげることで、薄い子どもの肌を守ってあげることができます。
また、肌の乾燥は紫外線の刺激を受けやすくなる原因でもあるので、保湿は重要です。
アロベビーの保湿クリームは、肌がしっとりもちもちになるのでおすすめ。
赤ちゃん&子どもに使える日焼け止め13選まとめ
赤ちゃんと子どもに使える日焼け止めを紹介しました。
どの日焼け止めも紫外線吸収剤不使用のノンケミカルで、赤ちゃんの敏感な肌に配慮された成分が配合されています。
日焼け止めを選ぶ最大のポイントは「どこで使いたいか」に応じたSPFやPAです。
活動レベル | SPF | PA |
---|---|---|
~20分程度の散歩 近所の買い物 | ~35 | +~++ |
長時間の屋外での活動 遊園地や海、山のレジャー | 35~50+ | ++~++++ |
この記事を参考に好みの日焼け止めを探してみて下さいね。