この記事で分かること
赤ちゃんに「ベビーマッサージをしてあげたい!」と思ったとき必要なのが、ベビーマッサージ用オイル。
オイルはマッサージのリラクゼーション効果を高めるほか、赤ちゃんの皮膚を守る役割があったりとても重要。

マッサージをしたときの赤ちゃんの反応も変わります。
この記事ではオイルの選び方や必要性を解説するとともに、ベビーマッサージ講師でもある筆者が肌の弱い赤ちゃんでも安心して使えるマッサージオイルを紹介します。
ベビーマッサージ用のオイルを探しているママに役立つように丁寧に書いているので、参考にしてみてください。
ベビーマッサージオイルを選ぶポイント



ベビーマッサージに使えるオイルの選び方は?
ベビーマッサージで使うオイルを選ぶときのポイントはつぎの3点。
「植物油」を選ぶ
ベビーマッサージに使われるオイルには植物から抽出した「植物油」と石油を精製して作った「鉱物油」の2種類がありますが、純度の高い植物油がおすすめです。
代表的な植物油
- ホホバオイル
- アーモンドオイル
- アルガンオイル
- オリーブオイル
- セサミオイル
入手しやすいのはオリーブオイルですが、食用のオリーブオイルは精製度が低く、粘度も高いため、赤ちゃんのマッサージで全身に使うにはおすすめできません。
アーモンドオイルやセサミオイルはアレルギーを起こす可能性もあるので、使用には注意が必要。
おすすめはホホバオイルで、肌なじみがよくマッサージに使いやすいのが特徴です。
酸化しづらい
オイルは光に当たったり、空気に触れると酸化し品質が低下します。
油の中に不純物が入っていると酸化しやすいので、精製された純度の高いオイルを使うことが大切です。
無香料・無着色
赤ちゃんは香りに敏感でママの匂いをかぎ分けられるとも言われています。
「香害」という言葉もあるように、香料の中には頭痛や喘息、アレルギーなどを引き起こしたりする物質もあるので、無香料のオイルが良いでしょう。



赤ちゃんに合ったマッサージオイルを選びましょう。
ベビーマッサージにオイルが必要な理由



なぜベビーマッサージにはオイルが必要なの?



一番は赤ちゃんの肌を摩擦から守るためです。
オイルが必要な理由
- 赤ちゃんの肌を摩擦から守る
- 肌を乾燥から守る
- リラクゼーション効果を増す
皮膚が薄く敏感な赤ちゃんの肌は、マッサージによる摩擦ですぐに赤くなってしまうのでオイルを使用します。



人肌に温めたマッサージオイルは、肌の上でなめらかに伸びてママの手がスムーズに動かせるよ。
マッサージは裸になって行うので、赤ちゃんの肌を乾燥から守る役割も。
オイルのしっとりとしてなめらかな触り心地がマッサージのリラクゼーション効果を高めます。



オイルマッサージは大人でも気持ちいよね。
マッサージオイルを使うときの注意点
マッサージオイルを使うときはつぎの2点に注意して下さい。
注意点



デリケートな赤ちゃんの肌をトラブルから守りましょう。
古いオイルは使わない
オイルは日の当たる高温多湿な場所を避けて保存し、開封済みの古いオイルを赤ちゃんに使用するのは止めましょう。



どれくらいが古いって言うの?



商品にもよりますが、開封後1年以上使っていないものは避けたほうが安心です。
必ずパッチテストを行う
初めてのオイルを使うときは必ずパッチテストを行うようにしましょう。



パッチテストってなに?



初めて肌につけるものに対し、自分に合うかどうかを調べるテストです。
内ももや二の腕など皮膚の薄い部分にぬり、肌が塗ったものに対して反応するかどうかを判断します。



肌が赤くなってしまったり、かぶれたりしたら他のオイルを使うかオイル不使用でマッサージしよう。
ベビーマッサージ講師がオススメするオイル5選
ここで紹介する商品はどれも赤ちゃんのマッサージに適したオイル。
価格はやや高いですが、赤ちゃんの敏感な肌でも安心して使うことができます。



一回に使う量も少量なのでコスパは良いと言えます。き
FAMA shizuku(しずく)


アラウベビー ベビーオイル


植物由来のオイルでありながら酸化しにくく、赤ちゃんの敏感な肌でも最後の一滴まで安心して使えるアラウベビーのオイル。
主な成分
- マカデミア種子油
- ホホバ種子油
- メドウフォーム種子油
- 植物性スクワラン
4つの植物由来の主成分は赤ちゃんの肌なじみとのびがよく、べたつかないのでマッサージに最適です。
詳細情報
内容量:100ml
定価 :2,750円(税込)
アロベビー アンジュ マッサージオイル


保湿力の高いマルーラオイルやホホバオイルを配合した伸びがよく、肌にすっとなじむアロベビーアンジュマッサージオイル。
主な成分
- ひまわり種子油
- ホホバ種子油
- スクレロカリアビレア種子油
ラベンダー油・ローズマリー葉油が配合されていて香りも楽しめます。
詳細情報
内容量:80ml
定価 :2,640円(税込)
ママベビー ベビーオイル
スイートアーモンドオイル100%のママベビーベビーオイルは創業70年の製薬会社が開発したベビーオイル。
主な成分
- スイートアーモンド油
赤ちゃんだけでなくママの保湿にも使えるのでコスパよし。
詳細情報
内容量:100ml
定価 :990円(税込)
AMOMAベビーオイル


AMOMAのベビーオイルは、米ぬかを原料とした100%植物性・無添加オイル。
主な成分
- 米ぬか油
米ぬか臭さもなくサラッとした使い心地で保湿にも使えますよ。
詳細情報
内容量:160ml
定価 :1,999円(税込)
ロイヤルベビーマッサージPJオイル


ロイヤルセラピスト協会がベビーマッサージのために開発。
酸化しやすい植物オイルに抗酸化作用の強いナノ化したプラチナを配合した高品質のベビーマッサージオイルです。
不純物を極限まで排除し、保存料・防腐剤を一切使用していないのでデリケートな赤ちゃんの肌に安心して使えます。
主な成分
- ホホバ種子油
オイルの粘度をマッサージ用に調整してあるので、少量でも伸びがよく赤ちゃんの肌に負担をかけずにマッサージできます。
販売場所が限られているので、気になる方はお問い合わせまでご連絡いただければ、当ベビーマッサージスクールから発送致します。
詳細情報
内容量:150ml
定価 :5,000円(税込)
まとめ:ベビーマッサージオイルは赤ちゃんの肌を守り、リラクゼーション効果を高める
赤ちゃんの敏感な肌に使うベビーマッサージオイルは品質の高いものを選ぶのがポイント。
今回紹介したオイルはどれもベビーマッサージに使える赤ちゃん用のオイルで、添加物が極限まで減らされています。
赤ちゃんにおすすめのオイル
- アラウベビー ベビーオイル
- ロイヤルベビーマッサージPJオイル
- アロベビー アンジュ ベビー マッサージオイル
- ママベビー ベビーオイル
- AMOMA ベビーオイル



初めてのオイルを使う前には必ずパッチテストを行ってからマッサージしてくださいね。
どんなオイルを使おうか考えるのもベビーマッサージの楽しみの1つ。
赤ちゃんに合ったオイルを見つけてぜひマッサージを楽しんでくださいね。