
赤ちゃんのうんちが何日も出てないからどうにかしたい…。



ベビーマッサージが赤ちゃんの便秘に効くって本当?
便秘の赤ちゃんは不機嫌になりやすく、泣くたびにママとパパは対応が必要で疲れますよね。
綿棒浣腸などでうんちを促す方法もありますが、お尻に綿棒を入れるのに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
ベビーマッサージはお腹を撫でて刺激を与え、腸の動きを促し、便通を良くします。
- 赤ちゃんの便秘に悩んでいる人
- 便秘解消につながるベビーマッサージを知りたい人
- 赤ちゃんの便秘のサインを知りたい人



上記に当てはまる人向けに書いています。
ぜひこの記事を参考にしてマッサージを取り入れてみてくださいね。
赤ちゃんの便秘を解消するベビーマッサージのやり方
便秘を解消するにはお腹のマッサージが最適です。



今回はおヘソ周りのマッサージを紹介します。
お腹のマッサージ手順
- オイルを手にとって温める
- 赤ちゃんのおヘソ横に手をおく
- 圧を少しかけながら時計回りにゆっくりなでる


ママの手でお腹を温めたり刺激することで、腸が動きやすくなります。
このマッサージの他にもベビーマッサージでは便秘解消につながるマッサージがあります。
ベビーマッサージレッスンでは、他にも赤ちゃんの発達を促すマッサージをお伝えしているので良かったらチェックしてみてください。
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赤ちゃんが便秘になりやすいのはいつ?
赤ちゃんが便秘になりやすいのは次の時期です。
新生児期
新生児は母乳またはミルクしか飲んでいませんが、便秘を起こすことがあります。
理由は以下のとおり。
- 運動不足
- 内蔵が未発達
- 腹筋がない
- 粉ミルクを飲んでいる
新生児の赤ちゃんは眠っている時間が長いため、運動不足による便秘を引き起こしがちです。
また、腸の働きが大人のように発達していないうえ、腹筋がなく踏ん張る力もないので便が出しづらいのです。
我が子はミルクによっても便の状態が変わることがあったので、何種類か飲み比べをし、体質にあったミルクを探しました。
生後2~3ヶ月
新生児に比べて内蔵が徐々に発達してきて便が貯められるようになった結果、便秘になることがあります。
筋力も発達してきていきみやすくなりますが、同時に運動量も増えてきて汗をかきやすくなります。
水分不足は便秘につながるので、十分にミルクや母乳を与えてあげましょう。



夏場は特に水分補給に気をつけよう!
離乳食を始めた頃
離乳食を食べ始めた頃に便秘になるお子さんもいます。
離乳食開始後に便秘になる理由
- 便が固形になる
- ミルクの量が減る
- 摂取する水分量が減る
- まだ腸の機能が未熟
- 便の元(離乳食)の量が少ない
固形のものを食べ始めるとウンチも自然に量が増え、固形になっていきます。
一方でミルクを飲まなくなっていくので、今までより摂取する水分量が減りウンチが硬くなりやすいです。
腸の機能もまだまだ大人のようにはいかず消化が不十分なうえ、便の元である離乳食の量も少ないので便秘になる条件が揃いやすいです。
ベビーマッサージ以外の便秘対策は?
ベビーマッサージ以外の便秘対策にはこんな方法があります。
水分を多くとる
意識して水分を多くとらせると便秘の解消に繋がります。
離乳食が始まった生後5~6ヶ月の赤ちゃんに多いのが、水分不足による便秘です。



離乳食を食べ始めるとミルクを飲む量が少なくなってくるよね。
ミルクを飲む量が減った結果、体の水分量が不足しウンチが硬く、出にくくなります。
白湯やベビー麦茶を飲ませて、水分を補いましょう。


綿棒浣腸をする
綿棒を使って直腸を刺激し、便意を促す方法です。



数日ウンチが出ていないときに試してみて下さい。
必要なもの
- 大人用綿棒
- ワセリンやベビーオイル
- おむつ替えシートや防水シート
綿棒浣腸のやり方は以下のとおり。
綿棒に便が付いていれば、ウンチがもうすぐ出てくるサイン。



すぐに便が出ない場合は、時間をおいて綿棒浣腸を再び試してみてください。
お腹の調子を整える食材を使う
離乳食が始まっているなら、お腹の調子を整える食食材を離乳食に取り入れても◯。
以下の食材はウンチをまとめたり、水分を含ませてスルンと流れやすくする効果が期待できます。



お腹の調子を整えるよ。
便秘解消に役立つ食材
- オリゴ糖
- りんご
- バナナ
- プルーン
- さつまいも
- ヨーグルト
離乳食開始頃から食べられるりんごやバナナなどの果物やさつまいも、オリゴ糖がおすすめ。
上記で解説していますが、食事と一緒に水分をしっかりと取ることも大切です。
便秘薬を処方してもらう
上記の方法を試しても効果がなく、何日も便が出ない場合は小児科へ相談に行きましょう。
医師から便秘薬を処方してもらえることがあります。



赤ちゃんのお腹が張って苦しそうな姿は見ててつらいよね。
その場合、医師に以下のような情報を伝えられるようメモしておくと話がスムーズに進みます。
- 便が出ていない期間
- 今までの排便パターン
- 1日の水分摂取量
- これまでに試した改善方法
状況によっては便秘薬が必要なく、様子を見てみましょうと言われることもあります。
赤ちゃんが便秘になっているサイン
便秘の赤ちゃんには以下のような様子が見られます。
ウンチの周期を把握しておくと目安になる。
機嫌が悪い
母乳やミルクをしっかり飲み、オムツも替え、過ごしやすい室温にしているにも関わらず、機嫌が悪くずっと泣いている場合は便秘の可能性があります。
ウンチでお腹が張ると不快感から赤ちゃんが不機嫌になります。
お腹が張っている
便秘のときはウンチが溜まり、お腹がパンパンに張ります。
授乳直後は分かりづらいので、空腹時にチェックしてみましょう。
吐き戻しが多い
便秘だとウンチで胃が圧迫されるので、ミルクの吐き戻しが多くなります。
ただし、赤ちゃんは胃が未発達で吐き戻しやすいので、他の便秘サインと合わせて判断するとよいでしょう。
ミルク・食事をとる量が少ない
ミルク・食事の量が減っている場合、お腹が苦しいため普段の量をとれない可能性があります。
夏場は脱水などの心配もあるので早急に対処することが大切です。
ウンチを出しづらそう・硬い
便秘の場合、赤ちゃんがうんちをするときに顔を真っ赤にして力強くいきむことがあります。



うーん!といきむ声も出したりするよ。
ウンチを出しづらそうにしているときは、便秘対策をしてあげましょう。
また、やっと出たウンチは硬くコロコロ便や血便なことも。
ウンチに血が付くのは肛門付近が傷ついているということなので、受診をおすすめします。
ベビーマッサージで赤ちゃんの便秘を解消!まとめ
赤ちゃんの便秘には苦しそうだし、グズりも増えるので早急に解消してあげたいですよね。
ベビーマッサージは赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら、便秘のお腹に働きかけることができます。
今回紹介したマッサージ以外にも便秘に効果が期待できるマッサージがあるので、赤ちゃんの便秘に悩んでいるならぜひ知っておいて欲しいです。
レッスンではより詳しく丁寧にお伝えしているので、ぜひ参加してみて下さい。